奈良公園の鹿に噛まれる人は、なぜか外国人に多い
鹿は神の使いとして
昔から奈良公園に棲んでいます
奈良公園に行ったことがありますが
鹿がたくさんいるのが印象的でした。
鹿はおとなしくて、かわいいです。
そんな鹿なのですが、
ニュースサイトで、
”「鹿せんべい」与えてけがする外国人が増加”、
という記事を目にしました。
昨年にはけがをした人が121人。
その中で88人が外国人。
88人中、77人は中国人だったそうです。
(゚△゚;)
それにしても…
鹿に噛まれた人の大半が中国人、というのが
不思議です。
中国人の手がおいしそうに見えるのでしょうか?
おそらく、中国の人がせんべいから手を離すタイミングが
遅いからではないでしょうか。
鹿せんべいを与えるときに、噛まれないコツは、
鹿がせんべいにかみついた時に
いつまでもつかんでいない。
じらさずに、せんべいを早目に手から離すことです。
奈良公園の鹿は国の天然記念物に指定されている
野生の動物です。
しかし野生とはいえ、春日大社の
「神のつかい」として手厚く保護されており、
人間の手が加えられていることは間違いありません。
人間にはなついています。
鹿はおとなしく見えますが
春は出産後のメスは小鹿を守るために、気が荒くなり
また、8月末~11月末の秋には
オスが発情期に入るので、気が荒く人に襲いかかることがあります。
この発情期にせんべいを与えるときにじらすと、
鹿もイライラするのでしょうか、
角で引っかかれることもあるようです。
奈良市の観光客の被害対策として、
鹿の習性の注意書きを書いた看板を設置して
注意を促すようにしています。
そういった鹿の習性も知りながら
奈良公園の鹿でケガをしないように
観光を楽しんでほしいと思います。
しかし、鹿ばかりが悪いわけではありません。
逆に、人間が鹿に危害を加えていることも多々あるのです。
2016年には交通事故で死ぬ鹿が81頭いました。
道路に飛び出して来た鹿を
ひいてしまうことが多いようです。
野生の鹿が人間の生活の中に入り込んでいるので
交通事故は避けられないことですが、
人間と野生動物が共存している奈良公園だからこそ
気をつけてあげたいものです。
ヤフーニュースで今年初のバンビ誕生のニュースを
見ました。
生まれて1日しか経っていないのに走り回っていました。
野生の本能ですね。
元気に大きく育ってほしいです。
体長は66cm。小さいです。