コンビニ|キャンペーン日記

小さな楽しみ見つけて毎日楽しく過ごせたらいいな~ 

ゴディバ、なぜコンビニで、なのか?

コンビニでゴディバ。

 

ローソンで、 GODIVA (ゴディバ)との

コラボスイーツが販売され

人気を博しています。

 

f:id:agapanthusfr:20171031115557j:plain

 

 

 

 

高級チョコレートの GODIVAは

百貨店で販売されている、

もしくは海外に行った時、免税店で買ってくる

f:id:agapanthusfr:20171101111353j:plain

なんてイメージがあるので

なぜコンビニで、ゴディバ、なの? 

という違和感が…。

疑問に思うのは私だけ?

 

 

 

GODIVA (ゴディバ)とは?

GODIVA (ゴディバ)は1926年創業、

ベルギーチョコレートの老舗です。

 

f:id:agapanthusfr:20171031120435j:plain

 

 百貨店へ行けば、

トリュフチョコ1つだけで350円~400円と超高級。

日本では高級チョコレートの代名詞

と言っていいほど。

f:id:agapanthusfr:20171031115913j:plain

そんなゴディバがコンビニで手軽に買える!?

 

まさかのイメージチェンジです。 

 

 

 

 

コンビニでの販売

ゴディバのコンビニでの販売の始まりは

セブン-イレブンで

2011年のバレンタインに遡ります。

その後、チョコレート、アイスバーなども販売。

 

そして現在は6月より、

「ローソン」と「GODIVA」のコラボ商品を

期間限定で4回に分けて販売しています。

 ゴディバがコンビニと、共同開発して

生ケーキを販売するのは今回が初めて。

 

「Uchi Café SWEETS」として販売されたのが

ショコラロールケーキショコラプリン

ショコラタルトガトーショコラ

そして、キャラメルショコラロールケーキ

ゴディバのチョコを使用したスィーツは、

どれも女性を中心に人気で、

6月に販売されたショコラロールケーキは

発売2週間で250万食を売り上げたとか。

 

f:id:agapanthusfr:20171031120724j:plain

ショコラロールケーキ

 

知る人ぞ知る「ゴディバ」でしたが、

コンビニで販売されることにより

いろいろな人にも知ってもらい、

今まで「高級チョコレート」に縁がなかった客層にも

コンビニで手軽に買ってもらえた、ということです。

 

「ゴディバ、なぜコンビニで、なのか?」

 

そう、理由は、販売拡大を狙うこと

だったのです。

その裏には百貨店が閉店に追い込まれる今の時代、

売り上げ低下もあるようです。

なかなか厳しいですね。

 

 

ブランドにつられて…

コンビニスイーツが

少し値段が高くても「ゴディバ」なら買ってしまう。

しかも、期間限定!

これはやっぱりブランドの力ですね。

さらに、ゴディバの味を求めて買う人には

わざわざデパートや専門ショップに出向かなくても

近くのコンビニで手軽に買える、というのは

便利です。

 

「コンビニのスイーツ」にしては

値段は決して安くはありませんが

「ゴディバの味」、というこだわりが

値段に現れているのだと思います。

 

 

身近に、手軽に高級ブランド

「キャラメルヘーゼルショコラクリームの中に、

キャラメルガナッシュと食感のよい

ジャンドゥーヤチョコレートを合わせた

キャラメルショコラロールケーキ」。

 

そんな謳い文句で、

ローソン「Uchi Café SWEETS」と「GODIVA」のコラボ商品

第4弾、1個395円(税込)

10月31日(火)より販売されています。

f:id:agapanthusfr:20171031130403j:plain

 

1個395円(税込)

といえば、ケーキ屋さんで普通にケーキを買える値段です。

そう考えるとコンビニのスイーツとしては

ちょっとお高い感がしますが…。

でも、ゴディバだからおいしさは保証されているわけで

そう考えると、買ってもいいかなって思います。

期間限定、数量限定販売、これも人気が出そうです。

 

 

 

ブランドの価値が下がる懸念

多くの人にブランド名を知ってもらうには

こういった販売方法も悪くはありません。

今までゴディバを買わなかった客層にも

知ってもらい、買ってもらえて、

それはそれでとてもいいことだと思います。

 

最近では日本のゴディバの店舗数も増え、

その辺の大型スーパーの中のショップでも見かけるように

なりました。

そしてついにはコンビニで期間限定販売。

ゴディバも時代の波には逆らえない? 

ということでしょうか。

 

チョコレートという形から、ミルクチョコレート飲料、

アイスクリームなど姿を変えながら販売される

ゴディバチョコ。

高級チョコレートのイメージは

今後保つことができるのか、心配です。

 

 

欧州チョコ、安くなる? 関税撤廃へ

2017年7月、

日本が、欧州連合(EU)と大枠で合意した経済連携協定で、

欧州産のチョコレートやパスタなど、

食品の大半の関税が撤廃されることになりました。

関税は少しずつ減らされ、

チョコレートやパスタは、10年かけて関税をゼロにします。

 

現在、チョコレートには、関税が10%かかっているので

それが無くなれば、日本国内の販売価格は今よりも安くなります。

消費者にとっては

美味しいものを安く買えるのはとてもうれしいことです。

 

 

 

高く保ってきたブランドイメージ。

一般に溶け込むと他商品との差別化が無くなってしまう、

ということは、ブランドイメージが弱くなる、ということに

なるのか?

 

現在

★高級=クオリティが高い=値段が高い(さらに輸入で関税もかかっている)

超高級感あり

 

10年後

★高級=クオリティが高い=値段が高い→関税分が無くなり値段が下がる

ブランドイメージはどうなる?

 

 

 

 

まとめ

「ゴディバ、なぜコンビニで、なのか?」

 

素朴な疑問だったのだけど、

掘り下げて見てみると、いろいろと

企業の思惑があったことに気づきました。

 

忙しい現代、手軽に買えるコンビニでの販売や

駅中販売は時代に合わせたもの。

手軽に食べられるゴディバへ。

老舗でも、やはり時代に合わせて

変化していかないといけない。

さらには、コンビニも売り上げを伸ばすために

新しい企画を開発しなければいけない、

ということ。

そして販売を増やすために話題性は大事だということ。

 

昨日早速、ローソンに

キャラメルショコラロールケーキを買いに行きました。

るんるん♥

 

 

ところが!!

 

売り切れてた~ (;´д`)あぁぁあ・・・

残念! 

ゴディバやっぱり人気ありますぅ~!

今日こそは!