コンビニ|キャンペーン日記

小さな楽しみ見つけて毎日楽しく過ごせたらいいな~ 

「めじろ」など野鳥は家で飼えない?

 

春になれば、うぐいすのさえずる声が

どこからか聞こえてきます。

春が来た~と思う瞬間です。

そんな中、そんな春を告げる鳥たちの中にまじって

メジロの声も聞こえてきます。

 

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 そんなかわいい小鳥たちが

家にいたらいいな~と思って

捕まえて家で飼うと大変なことになります。

 

たとえスズメであってもダメです。

 

日本には「鳥獣保護法」というものがあり、

逮捕されて罰せられてしまうのです。

 

 

 

以前はメジロだけは、届出をすれば、

1軒に1羽を飼うことができましたが、

2014年に鳥獣保護法が改正され、

趣味で野鳥を新たに飼うことが禁止されました。

 

それ以後、警察はこの法律を違反した人たちを取り締まり、

これまでに逮捕、書類送検をされた人は168人にも

なります。

 

 

もし、怪我をした野鳥を見つけて連れて帰って

手当をして、また自然に返してあげるつもりだったら、

その場合はどうなるのか?

気になるところですが

法律では、違反になります。

 

法律では都道府県知事に報告し、許可が得られれば

治療してあげることができます。

 

 

 

善意でしたことが、法律を知らないがために

逮捕されるのは本意ではありません。

 

 

鳥獣保護法の罰則を見てみると

野鳥を捕獲、または卵を採取すれば

1年以下の懲役または、百万円以下の罰金が課せられます。

研究目的などは一部例外もありますが

一般人の飼育は厳しい決まりになっています。

 

 

冬など鳥インフルエンザが流行する季節に

野鳥を保護すると病気が感染する恐れがあるので

さわらないようにしましょう。

 

また、傷ついた野鳥を見つけても

人間が保護して手当するのは悪いとは言いませんが

自然界で生きている生き物は

怪我や病気をすれば死ぬという自然の掟があります。

 

人間が手を加えるのはよくないのです。

しかし、人間の手によってわざと傷つけられたものは

 保護し、手当が必要です。

 

 

 

鳥獣保護法の目的は、人間に乱獲されないよう

生物を保護すること、

それにより生態系を維持し、自然全体を保護するということ

なのです。